世界大百科事典(旧版)内の野村又三郎家の言及
【和泉流】より
…芸統は弟子家によって支えられ,1943年に三宅藤九郎の長男保之が19世宗家を継ぎ,79年和泉元秀と改めて今日に至っている。弟子家には,元宜の代以来の野村又三郎家・三宅藤九郎家,三宅家の弟子であった野村万蔵家などがあるほか,明治以後名古屋に残っていた宗家の弟子たちが狂言共同社を結成して現在も活動している。能楽協会に登録された和泉流の狂言師は現在,20余名である。…
※「野村又三郎家」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」