量田(読み)りょうでん

世界大百科事典(旧版)内の量田の言及

【量案】より

…田案,導行帳,鉄券台帳ともいう。国家は土地把握のための量田(検地)をしばしば行ったが,その結果を記録したのが量案で,高麗時代にすでに作製されていたことは確実である。現存する量案によると,1筆の土地ごとに(1)字号と地番,(2)量田の方向,(3)土地の等級,(4)土地の形状と地目,(5)東西・南北の尺数,(6)結負(けつぷ)(面積),(7)四方の土地の形状と所有者,(8)耕作中(起)か休耕中(陳)かの区別,(9)所有者名(地税負担者名とする説もある)などが記載されている。…

※「量田」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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