《量評釈》(読み)りょうひょうしゅく

世界大百科事典(旧版)内の《量評釈》の言及

【ダルマキールティ】より

ディグナーガによって基礎づけられた仏教論理学を徹頭徹尾簡略化,厳密化することによって完成し,その後のインド仏教哲学とインド思想全般に深刻な影響を与えた。著書に《プラマーナバールティカ(量評釈)》《プラマーナビニシュチャヤ(量決択)》《ニヤーヤビンドゥ(正理一滴論)》《ヘートゥビンドゥ(因一滴)》《サンバンダパリークシャー(観相続)》《バーダニヤーヤ(諍正理)》《サンターナーンタラシッディ(他相続成就)》の7論がある。彼の思想は論理学,認識論,言語哲学の3部門にわたっている。…

※「《量評釈》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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