世界大百科事典(旧版)内の金剛三昧の言及
【留学】より
…遣唐使の一行に加わった陰陽師や医師が,請益生を兼ねて勉強してくる場合もあった。このように平安時代には短期の留学生が一般化したが,なかには金剛三昧のように,入唐ののち天竺(インド)まで赴いた僧もあった。 留学の費用は,日本の朝廷から支給されたが,中国滞在中の生活費は一般に中国側から支給され,僧の場合には布施に依存することが多かった。…
※「金剛三昧」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」