金属コバルト(読み)きんぞくこばると

世界大百科事典(旧版)内の金属コバルトの言及

【コバルト】より

…日本では現在この精鉱からコバルトを製造する独自の技術が開発されている。混合硫化物を酸素加圧条件下,高温硫酸(170℃)で酸化溶解したのち溶媒抽出によって溶液を精製し,電解採取法によって金属コバルトを製造する。
[用途]
 金属コバルトはフィッシャー法による石油合成の触媒として用いられる程度で,あまり用途はないが,合金としては次に記すように非常に多くの重要な用途がある。…

※「金属コバルト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android