世界大百科事典(旧版)内の金陵機器局の言及
【洋務運動】より
…(1)軍需工場。1865年(同治4),李鴻章は上海に江南機器製造総局(江南製造局)を,南京に金陵機器局を設立し,銃弾,火薬,銃砲などを製造した。また68年には江南製造局が繙訳館を設立し,アメリカ人宣教師フライヤーJ.Fryer(中国名は傅蘭雅)やワイリーA.Wylie(偉列亜力)らを招き,《汽機発軌》《泰西採煤図説》ほか自然科学,技術,歴史,国際法などに関する外国書が翻訳された。…
※「金陵機器局」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」