世界大百科事典(旧版)内の釜石鉄山の言及
【大島高任】より
… また,53年(嘉永6)藤田東湖らによって水戸藩に反射炉を築造する計画が出されたとき,技術者として積極的に参加し,55年(安政2)その築造を成功させている。そして,鋳造用銑鉄を確保するために,南部藩釜石鉄山の開発を進め,鉄鉱石を原料とする洋式高炉を日本で最初に建設した。57年12月1日,この洋式高炉で初出銑に成功し,今日,この12月1日が〈鉄の記念日〉とされている。…
※「釜石鉄山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」