世界大百科事典(旧版)内の鈐印の言及
【封印】より
…一般に,物が無断で開かれたり,扱われたりすることを禁じるために,封じ目に印を押すこと,またその印章自体をいい,鈐印(けんいん),封判とも称される。秘匿されるべき内容をもつ書状や,契約書,宣誓書などの重要文書に用いられることが多く,しばしば呪術的・象徴的な意匠の図形,あるいは神名や王名を刻んだ印章が,粘土(封泥)や蠟(封蠟),まれに金属に押されて封じられる。…
※「鈐印」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」