鉄門限(読み)てつもんげん

世界大百科事典(旧版)内の鉄門限の言及

【智永】より

…王羲之の書法を伝え,30年間永欣寺の楼上にこもり,真草千字文800本を臨書して浙東の諸寺に施入したという。また,その書をもとめるものが門前におしかけ,そのために門限(しきい)がこわれたため,鉄板でこれを保護したので,鉄門限といわれたという。日本には,幸いに真跡本の真草千字文が伝わっているが,そのほかに関中本真草字文(拓本)もあるので,これらによってその書を鑑賞することができる。…

※「鉄門限」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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