鉱山心得(読み)こうざんこころえ

世界大百科事典(旧版)内の鉱山心得の言及

【鉱業法】より

… 1869年(明治2)に行政官布告第177号により,鉱山の開拓が一般人民に開放されたが,国家の請負をなすことを認める開放にすぎなかった。その後,72年の鉱山心得によって,鉱物が定義され,鉱業の国家独占主義と外国人の排斥の原則が確立された。73年の日本最初の体系的鉱業法である日本坑法は,鉱物はすべて政府の所有にして,ひとり政府のみがこれを採掘する権利を有し,私人は借区によって15年間の期間で鉱物の採掘をなしうると定め,鉱物の国家独占主義を継承した。…

※「鉱山心得」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android