世界大百科事典(旧版)内の銀ばかりの言及
【はかり(秤)】より
…ただ取緒(とりお)の結び方と目盛点が異なっていたにすぎない。はかりはすべてさおばかりで,衡(こう)(棹),権(けん)(錘),皿(または鉤),取緒の四つの部分で成り立ち,衡は蘇枋(すおう),赤樫,黒柿の木製のほか,銀ばかりに使われる鹿角製の角(つの)ばかり,象牙使用の象牙ばかりがあった。権ははかりの目盛を指示するもので,衡と権は1組をなし,権(錘)を他のさおばかりには使用できなかった。…
※「銀ばかり」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」