銀座煉瓦街(読み)ぎんざれんががい

世界大百科事典(旧版)内の銀座煉瓦街の言及

【銀座】より

…人の流れの中心も銀座通りから晴海通りへと,すなわち銀座尾張町(4丁目)交差点から数寄屋橋,有楽町駅方面へと移動したが,銀座は古くからの知名度を生かして,より近代的な商店街づくりを進めている。【正井 泰夫】
[煉瓦街]
 銀座の今日の繁栄の基礎は現在の6丁目以北を焼失した1872年2月26日の丸の内大火後の復興計画,銀座煉瓦街の実現によっている。政府は大火を契機に煉瓦造建築で町並みを建設する計画を企てたが,その理由は銀座が外国人交通の要所となることを見越し,条約改正を有利に進めるための都市美装であった。…

【東京[都]】より

…このようななかで,銀座の煉瓦街建設に直接的なきっかけとなった大火(1872)がおきている。銀座煉瓦街の建設は,当初東京府下全部の建物を煉瓦造とする計画の一部として立案された。その目的の一つは都市の不燃化にあったが,外国人を意識した考え方や,国内での新政府の威厳誇示などの要因も強くあった。…

※「銀座煉瓦街」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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