銀河カタログ(読み)ぎんがかたろぐ

世界大百科事典(旧版)内の銀河カタログの言及

【銀河】より

…したがって,20世紀初頭における銀河の発見は,人類を宿した太陽系を包む巨大な恒星系が,宇宙に無数に存在する銀河のうちの平凡な1個に過ぎないことを教えた。 1771年にC.メシエがまとめたメシエ星表(M番号)に38個が登録されたのをはじめとして,1888年のNGC星表や1895‐1908年のIC星表などの恒星でない天体,すなわち星雲や星団をいっしょに記載した天体表に収録されてきたが,32年にはH.シャプリーと,エームズA.Amesによって,約13等より明るい1249個の銀河だけを選んでその特性を記した銀河カタログ《Shapley‐Ames Catalogue》が出版された。現在ではド・ボークルールde Vaucouleurs夫妻らによってまとめられた《Third sekaidaihyakka_reference Catalogue of Bright Galaxies》(1991)がもっとも広く用いられ,2万3024個の銀河を収録している。…

※「銀河カタログ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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