世界大百科事典(旧版)内の銅鳳凰の言及
【気象学】より
…前漢には,風向を知るための示風旗が変化した俔(けん)とよばれる風向計があり,別に相風銅鳥があって風向計(風見鶏)として発達し,晋代以後には木製の相風鳥も作られた。風力については《乙巳占》では,木がそよぐ程度に従って8等級に分けられているが,《三輔黄図》(3世紀末)によれば,前漢には銅鳳凰と呼ばれるものがあり,風力計だったという解釈がある。 雲の観察は天気の予報に用いられた。…
※「銅鳳凰」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」