鋳型説(読み)いがたせつ

世界大百科事典(旧版)内の鋳型説の言及

【クローン選択説】より

… この説の骨子は,(1)個体発生の初期(胎生期ないし新生期)に抗原に特異的に反応する細胞(すなわちクローン)がランダムに生じる,(2)そのなかから自己抗原に対応したクローンは禁止(消去)されるので外来抗原に対応したクローンのみが存在するようになる,(3)外来抗原は生体に侵入したとき特異的クローンを選択してその細胞を増殖させる,というものである。この説は,それ以前に提唱された鋳型説(抗原が鋳型となって特異的抗体タンパク質が合成されるとする説)に比して多くの免疫現象がうまく説明でき,近代免疫学の発展に多大の貢献をした。その後のさまざまな実験事実からも今日でも基本的に正しい理論として免疫学者に受け入れられている。…

※「鋳型説」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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