世界大百科事典(旧版)内の錐体外路系症候群の言及
【大脳基底核】より
…また,視床下核障害でヘミバリスム,黒質障害で振戦麻痺(パーキンソン症候群),小細胞性赤核障害でベネディクト症候群を呈することが知られている。これらの症状はすべて錐体外路系症候群として一括される。臨床的経験から,これらの構造物が横紋筋を制御する体性運動神経系に属することは明らかであるが,これらの構造物がどのような伝導路によって最終的に脊髄運動神経細胞に接続するかは必ずしも明らかではない。…
※「錐体外路系症候群」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」