世界大百科事典(旧版)内の鍬ヶ崎の言及
【宮古[市]】より
…1934年国鉄(現JR)山田線が開通し,翌年には港湾が整備されて重化学工業関連の工場が誘致され,臨海工業都市に発展した。漁港は市内鍬ヶ崎(くわがさき)にあり,水産加工や製氷・冷凍の施設を有して,サンマ漁,北洋サケ・マス漁の根拠地として県内一の水揚高を誇る。1962年には魚市場に接続して1万トン岸壁の商工港が完成,その後港湾整備事業が進み,現在では藤原地区に埋立てによって4万トン岸壁が完成,商業専用埠頭となり,磯鶏(そけい)地区には木材港ができている。…
※「鍬ヶ崎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」