鍬農業(読み)くわのうぎょう

世界大百科事典(旧版)内の鍬農業の言及

【すき(犂)】より

…またイランやサハラの砂漠地帯の小オアシスでは大家畜を飼養しえないので,人間が犂を牽引する例もあるが,これらは例外的なものといえよう。
[犂農業と鍬農業]
 使用耕具が畜力耕具か人力耕具かによって世界の農業を二大別することが可能で,その代表的な耕具の名を冠して犂農業と鍬農業とよぶことができる。ヨーロッパ人の世界進出が本格化する直前の16世紀初めをとると,犂農業の広がりはユーラシアでは東端は島嶼部にまで及び,西日本―ルソン島―ミンダナオ島西部―セラム島―小・大スンダ列島を連ねる線がその東境であった。…

※「鍬農業」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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