鍾相(読み)しょうそう

世界大百科事典(旧版)内の鍾相の言及

【均産一揆】より

…この反乱は王小波・李順の乱ともいわれる。 また南宋初期に義勇軍を組織し金に抵抗した土豪の鍾相は,マニ教の影響をうけた均産思想をもつ土俗宗教の教主でもあったが,宋朝の疑惑をうけて〈等貴賤,均貧富〉と号して蜂起した(1130)。官僚や富豪のほか儒者,道士,僧侶なども殺害し,優れた武器と水軍の力で洞庭湖一帯を広く配下に入れた。…

※「鍾相」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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