世界大百科事典(旧版)内の鎌原火砕流の言及
【浅間山】より
…最後の大噴火は1783年(天明3)に起こり,北関東全域に軽石や火山灰を降らせたほか,吾妻(あがつま),鎌原(かんばら)両火砕流を北麓に流下させた。鎌原火砕流はとくに高速で破壊力が大きく,その通路に当たった鎌原村は全村数mの厚さの砂礫質堆積物に埋められ,周辺一帯も多大な被害をうけた。鎌原火砕流噴出直後に山頂から鬼押出し溶岩流が北斜面を流下した。…
※「鎌原火砕流」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」