世界大百科事典(旧版)内の鎌原の言及
【浅間山】より
…現在の浅間山の主体を占める前掛山(2521m)は数千年前に成長を開始し,数百年ごとに大噴火をくりかえしている。最後の大噴火は1783年(天明3)に起こり,北関東全域に軽石や火山灰を降らせたほか,吾妻(あがつま),鎌原(かんばら)両火砕流を北麓に流下させた。鎌原火砕流はとくに高速で破壊力が大きく,その通路に当たった鎌原村は全村数mの厚さの砂礫質堆積物に埋められ,周辺一帯も多大な被害をうけた。…
※「鎌原」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」