長太夫(読み)ちょうだゆう

世界大百科事典(旧版)内の長太夫の言及

【金平浄瑠璃】より

…明暦(1655‐58)のころ,江戸浄瑠璃の開祖薩摩浄雲の門弟,和泉太夫が語り始めたとされる。寛文年間(1661‐73)を中心に江戸で大いに流行し,その子の長太夫をはじめ他の太夫たちもこれを語るようになり,一時は上方まで風靡した。内容は酒呑童子,源頼光伝説をもとに脚色を加えた武勇談で,なかでも坂田金時の子に金(公)平という豪傑を仮想し活躍させた。…

※「長太夫」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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