世界大百科事典(旧版)内の長春宮の言及
【白雲観】より
…大定年間末には王重陽の弟子,王玉陽,長春真人(丘処機),劉長生ら全真教七真人が往来居住し,その根本道場となった。1202年(泰和2)に焼失,翌年再建して太極宮の額を下賜され,元の太祖の19年(1224),名を長春宮と改め,明代,1394年(洪武27)に再建されて白雲観の名となった。さらに清代,1706年(康熙45),1756‐65年(乾隆21‐30)にも復興,修理されており,丘祖殿,老律堂,玉皇殿,四御殿,三清閣などを中心とする広大な建築群はいずれも清代以降の再建にかかる。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」