長楽公主墓(読み)ちょうらくこうしゅぼ

世界大百科事典(旧版)内の長楽公主墓の言及

【石人石獣】より

…このような石人石獣は将作監の属官である甄官署(けんかんしよ)で,石磐,石柱,石碑などとともにつくられ,石人石獣の数は三品以上では6体,五品以上では4体と決められていた(《大唐六典》)。事実,太宗の昭陵に葬られた長楽公主墓でも,石人,石羊,石虎,神道石柱,石碑を配置するにすぎない。唐代に行われた神道の制度は,宋以降さらに種類を増しながら,南京郊外にある明の太祖洪武帝の孝陵をはじめ,北京の明十三陵,清の東陵,西陵(清陵)にみられるように明・清時代まで引きつがれ,帝王陵の威厳を示す不可欠な要素となった(神道碑)。…

※「長楽公主墓」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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