長沙馬王堆3号漢墓(読み)ちょうさまおうたいさんごうかんぼ

世界大百科事典(旧版)内の長沙馬王堆3号漢墓の言及

【明器】より

…死者に添えて墳墓に納める葬具の一種。器物の外見のみをかたどり実用にたえない品物を,中国では明器と呼んだ。先秦時代の古典でしばしば言及され,現実生活で用いる正器,祭器に対して貌器(ぼうき)(形をかたどるもの),鬼器(死者のための器)と理解され,凶器,蔵器,秘器などとも呼ばれ,現代の中国考古学でも踏襲されている。明器は時代によって内容構成と表現方法を異にしながら,(よう)とともに副葬品として古代から明・清時代まで長く行われた。…

【俑】より

…華南地方では木俑の出土例が多い。湖南省長沙馬王堆3号漢墓(馬王堆漢墓)の例をあげよう。正装男子官人俑2体,侍女俑10体,歌舞俑8体が冠,踏,衣服,仮髪などをきせた精巧品であるのに対し,一般の男女俑101体と楽人俑5体は彩色だけにとどまっている。…

※「長沙馬王堆3号漢墓」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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