長油ワニス(読み)ちょうゆわにす

世界大百科事典(旧版)内の長油ワニスの言及

【ワニス】より

…樹脂としては,アンバー(コハク),コーパル,ロジン,エステルガム(ロジンを多価アルコールでエステル化した樹脂)などの天然樹脂,およびロジン変性マレイン酸樹脂,フェノール樹脂,石油樹脂,クマロン樹脂などの合成樹脂が使用されるが,最近,天然樹脂の使用量は少なくなっている。樹脂に対する乾性油の比率が1.5以上のものを長油ワニス,1.0以下のものを短油ワニス,その中間のものを中油ワニスという。長油ワニスは主として屋内の木材透明塗装に,短油ワニスは主として塗装下地材料の調整に用いられる。…

※「長油ワニス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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