世界大百科事典(旧版)内の長谷川忠崇の言及
【ササウオタマバエ(笹魚玉蠅)】より
…笹魚には,ひとりでに谷川に落ちてイワナになるという伝説があり,橘南谿の《東遊記》や木村蒹葭堂の《蒹葭堂雑録》(1856)などにその記述が見られる。また長谷川忠崇はこの伝説に疑問をもち,その構造を調べ,骨も肉もなく焼いても魚の臭気のないことを確かめて〈是れ竹の病ならん〉と《飛州志》(1745ころ)の中に記している。本種の属名Hasegawaiaは彼を記念したものである。…
※「長谷川忠崇」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」