世界大百科事典(旧版)内の開口合成電波干渉計の言及
【電波干渉計】より
…少ない数のアンテナでできるだけ高い分解能を得ようとして,さまざまな形の変則的配列法も考えられている。なかでも,はやい時間変動を示さない天体に対しては,アンテナの設置位置を可動にして配列を変えたり,あるいは地球回転によってアンテナの配列方向が変わることを利用した開口合成型の電波干渉計(これを開口合成電波干渉計と呼んでいる)が広く用いられている。これによって,わずか数個のアンテナでも時間をかけて観測することによって,高い分解能をもつ二次元像を得ることが可能である。…
※「開口合成電波干渉計」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」