開墾助成法(読み)かいこんじょせいほう

世界大百科事典(旧版)内の開墾助成法の言及

【土地改良】より

…しかし,大正中期になると小作争議が頻発して小作料引上げがむずかしくなったことや,米価や土地価格の停滞,下落などで土地改良に対する私的投資の経済的魅力が失われ,地主主導型の土地改良は伸び悩んでくる。このことが引金となって,1919年の開墾助成法,23年の用排水幹線改良補助要項が制定された。これらを機に国家が土地改良に介入する体制がつくられ,土地改良に対する国家の財政資金が本格的に,かつ大規模に投入されるようになった。…

※「開墾助成法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む