開田図(読み)かいでんず

世界大百科事典(旧版)内の開田図の言及

【田図】より

…今日,田図の遺品としては,鎌倉時代の写本であるが,《京北(けいほく)班田図》や,12世紀初頭の写本とされる828年(天長5)の《山城国葛野郡班田図》がある。なお,班田図のほか,荘園の開田図(墾田地図)や絵図も広く田図に含めて呼ぶ場合もあり,正倉院には多数の〈東大寺開田図〉が収められている。【原 秀三郎】。…

※「開田図」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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