間宮信高(読み)まみやのぶたか

世界大百科事典(旧版)内の間宮信高の言及

【水軍】より

…甲斐の武田氏のように領国が海に面していない大名でも,近隣諸国との戦いのなかで水軍の必要性を認識し,奉行人に命じて海賊衆を募っている。そして,伊勢の小浜景隆を破格の加増を条件として招いたほか,かつて後北条氏の家臣であった間宮信高,今川氏に仕えていた伊丹康直らを召し抱え,海上での戦闘に備えている。徳川氏の場合,松平一族の中から水軍は得られなかったため,統一戦争の過程で,他の戦国大名の支配下にあった海賊衆を譜代として組織している。…

※「間宮信高」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android