世界大百科事典(旧版)内の関数の収束の言及
【収束】より
…実数または複素数はそれぞれ直線または平面上の点と対応させられるから,実数列または複素数列の収束は,ふつうの意味での距離に関する点列の収束の特別な場合とみなされる。(3)関数の収束 距離空間(一般に位相空間)の中の集合Eで定義された実数,または複素数値関数f(p)があり,また点qがEの集積点(Eの中に,qを含まない点列で,qに収束するものがとれる)とする。点pがEの中を通って(qに一致することなく)qに限りなく近づくとき,f(p)が一つの値αに限りなく近づく場合に,p→qのときf(p)は極限値αをもつ,またはαに収束するといい,と書く。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」