関東構造盆地(読み)かんとうこうぞうぼんち

最新 地学事典 「関東構造盆地」の解説

かんとうこうぞうぼんち
関東構造盆地

Kanto Tectonic Basin

関東平野を構成する新生代層が,一般に平野の中心部に向かって傾き,台地や沖積低地面も同様な傾向を示すことから,平野周辺の隆起と中心部の相対的な沈降による盆状地形の形成が現在も継続しているとして,矢部長克ほか(1927)が呼称。関東堆積盆地同義。盆地の厚層部は,前橋~春日部の狭長な地域と横浜~千葉の広い地域にあり,ともに深さ約4,000m。運動は関東造盆地運動

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世界大百科事典(旧版)内の関東構造盆地の言及

【関東平野】より

…臨海部に高く平野の中央部に低い高度分布の特色や上述の河川の方向,さらに第三紀層の層厚が平野中心部に厚いことなどから,栗橋付近および東京湾北部に沈降の中心をもつ造盆地運動が,第三紀末以降洪積世を通じて継続し現在にまで及んでいると解釈されている。したがって関東平野を地質学的に関東構造盆地ということがある。 現在東京を中心に交通線が放射状に発達し,地形の障害はないように見えるが,荒川,江戸川下流部の低湿地は古くは交通を制約していた。…

※「関東構造盆地」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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