関税率(読み)かんぜいりつ

世界大百科事典(旧版)内の関税率の言及

【関税】より

…さらにウルグアイ・ラウンドの合意により,GATTに代わる機関として,94年のマラケシュ協定にもとづき世界貿易機関(WTO)が95年1月設立され,いっそう機能が強化されることになった。
[関税率と課税標準]
 関税率には,国内法によって定められる〈国定税率〉と,外国との条約によって個別的に決められる〈協定税率〉とがあり,国定税率によって課される関税を〈国定関税〉(自主関税),協定税率によって課される関税を〈協定関税〉(条約関税)という。現在,日本での協定関税は,GATT(ないしWTO)によるものだけであるため〈GATT関税〉ということもある。…

※「関税率」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android