世界大百科事典(旧版)内の閹牛の言及
【去勢】より
…これをホルモン去勢といい,外科的方法よりも簡便であるので,大羽数の処理が必要なニワトリで一時は用いられたが,投与ホルモンが食肉中に残る危険性があるため現在ではその使用は禁止されている。なお,古くは去勢された雄ウマを騸(せん),雄ウシを閹(えん)牛と呼んだ。【正田 陽一】
[寄生去勢parasitic castration]
寄生によって宿主の生殖腺や二次性徴に変化を生じることであるが,その変化の程度はいろいろで,真の意味での去勢の語がむしろ不適当な場合も多い。…
※「閹牛」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」