世界大百科事典(旧版)内の防御権の言及
【被告人】より
… 被告人には,このための手段として,種々の権利が与えられている。検察官の攻撃に対して防御するための〈防御権〉がその中心で,証人審問権(憲法37条2項),弁護人依頼権(同条3項),黙秘権(憲法38条1項,刑事訴訟法311条1項)などがある。 被告人が黙秘権を行使せず,任意に供述した場合には,利益・不利益にかかわらずその供述は証拠となる。…
※「防御権」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」