阿波宗論(読み)あわしゅうろん

世界大百科事典(旧版)内の阿波宗論の言及

【日珖】より

…以後,河内高屋城主三好実休ら三好一族,堺や京都の上層町衆らに多くの帰依者をもった。75年(天正3)の阿波宗論で浄土宗と真言宗を論破するなど,その前半生は強義折伏(ごうぎしやくぶく)をもって日蓮宗の宗勢を関西で大いに伸ばした。だが,79年織田信長の命による安土宗論で信長から無法な敗論宣告を受け,以後,織豊政権の権力の実態を見きわめ,他宗に寛容な摂受(しようじゆ)主義へと,その指導下の関西日蓮宗を導いていった。…

※「阿波宗論」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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