《阿蘭陀海鏡書》(読み)おらんだかいきょうしょ

世界大百科事典(旧版)内の《阿蘭陀海鏡書》の言及

【本木良永】より

…太陽窮理とは今でいう太陽系のことである。良永は上記以外にも《阿蘭陀海鏡書》《太陽距離暦解》など天文地理関係のみでも十指に余る翻訳書を残している。語学が本業の良永の翻訳は他人の委嘱によるものが多く,例えば,《翻訳阿蘭陀本草》は平賀源内に,《日月圭和解》は松浦家の関係者に頼まれたもので,後者は同家所蔵の天文機器の説明である。…

※「《阿蘭陀海鏡書》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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