世界大百科事典(旧版)内の限界効用価値説の言及
【労働価値説】より
…経済学の発展とともに,財の価値の理論は労働量,効用,希少性などをその基準としながら考察を深めていくことになる。
【2種類の価値理論】
価値の理論における歴史的展開過程をたどると,経済学の成熟をみる19世紀以降の段階では,その発展の方向は労働価値説と限界効用価値説とにはっきり大別できる。前者は財の生産に必要な労働の量にもとづいて,その財の価値を客観的に決定づけようとする学説である。…
※「限界効用価値説」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」