院評定(読み)いんのひょうじょう

世界大百科事典(旧版)内の院評定の言及

【徳大寺実基】より

…65年(文永2)出家,法名円性。長期にわたる後嵯峨院院政を支えた異色の政治家で,1246年(寛元4),幕府の要請によってはじめて創設された院評定(いんのひようじよう)のメンバーとなり,また検非違使庁別当としても名声を博した。出家後の彼が後嵯峨院の諮問に答えて上申した〈奏状〉14ヵ条は,〈神事の興行〉〈仏法の紹隆〉を〈人の煩い〉〈国の利〉の下に従属させるべしという主張に象徴されるように,徹底した合理主義と王権至上主義をモットーとする彼の政治思想がよく表明されており,間もなく開始される公家弘安徳政に大きな影響を与えたものと考えられる。…

※「院評定」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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