世界大百科事典(旧版)内の陳卓の言及
【金陵八家】より
…一般には張庚《国朝画徴録》にいう龔賢(きようけん),葉欣(しようきん),胡慥(こぞう),謝蓀(しやそん),樊圻(はんき),高岑(こうしん),鄒喆(すうてつ),呉宏。前4者の代りに,陳卓,蔡霖滄(さいりんそう),李又李(りゆうり),武丹を入れる周亮工の説もある。さらに王蓍(おうし),王概,柳堉(りゆういく),高遇らを加えて金陵派と呼ぶ。…
【星座】より
… 〈天官書〉を踏襲した《漢書》天文志によれば,星官の総数は118官,星の数は783個である。三国時代の呉の陳卓(3世紀)は戦国期以降の伝統に従って,当時知られていた星座を甘公,石氏,巫咸の星に分類し,色分けして合計283官,1464星として星図をつくった。〈天官書〉に比べて星座の数は3倍近く増加した。…
【中国天文学】より
…1973年に発掘された長沙の馬王堆(まおうたい)3号漢墓からの《五星占》によると,秦始皇帝のころすでに度数表示が行われていた。 270年ごろの晋の武帝のときに天文学者陳卓が星座の知識を集大成し,それを星団に描いた。全天の星は283官1464星を数え,古代天文学者の名によって甘徳・石申および巫咸の星に分けられた。…
※「陳卓」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」