陳思王(読み)ちんしおう

世界大百科事典(旧版)内の陳思王の言及

【曹植】より

…父の死後,曹丕が即位すると,彼はことごとに圧迫をこうむって不遇な後半生を送り,41歳で病死した。最後の任地が陳で,死後思王と諡されたところから,陳思王とも呼ばれる。彼は父曹操や兄曹丕を中心とする建安の詩人たちの新詩歌運動(建安文学)が高潮期に達したころ成長し,その成果を着実に受けつぎつつ,より複雑な景・情を描く高度の文学に育てあげた。…

※「陳思王」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android