陳相(読み)ちんしょう

世界大百科事典(旧版)内の陳相の言及

【農家】より

…中国古代の諸子百家に数えられた農政学派。農業神神農を奉じた戦国期の許行(きよこう)や陳相(ちんしよう)は,生産労働を重んじ国民皆農の〈君民並耕〉を説き,農業保護の物価統制策を主張した。孟子は精神・肉体労働の分業を,治者・被治者の関係でとらえ,この耕農優先説を君臣の本分を乱す逆コースと非難した。…

※「陳相」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」