世界大百科事典(旧版)内の陶彦神社の言及
【加藤景正】より
…伝承によれば,彼は道元禅師に従って中国に渡り,1227年(安貞1)に帰国して瀬戸に中国の製陶法を伝え,自らも窯をきずいたという。瀬戸には景正をまつる陶彦(すえひこ)神社があり,近くの庚申山頂には1867年(慶応3)に建立の彼の顕彰碑があり,後世の陶工たちの崇敬ぶりをよく示している。しかし,彼が実在したことを証明する資料はなく,その実績を明らかにすることは至難である。…
※「陶彦神社」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」