世界大百科事典(旧版)内の陸羽忌の言及
【煎茶道】より
…青年のころから煎茶をたしなみ,1818‐29年黄檗僧聞中に師事して禅学と茶道を修めた。家に売茶翁の像を安置し,〈売茶忌〉(毎月16日)を営み,また3月6日には〈陸羽忌〉を設け,手製の新茶を供して,煎茶の二祖に感謝した。32年には,茶具を携えて江戸へ行き,綾瀬川で舟上の煎茶会を催したが,この席には平田篤胤や谷文晁ら江戸の文人墨客が多数集まった。…
※「陸羽忌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」