隔離機構(読み)かくりきこう

世界大百科事典(旧版)内の隔離機構の言及

【隔離】より

…このように19世紀においては隔離が進化に対して果たしている役割が分類学,生物地理学の立場から研究された。
[隔離機構]
 1930年以後遺伝学,とくに集団遺伝学の発展につれ,生物進化を種内変異の発生,分化,変種,地方品種の形成などの漸進的な小進化の蓄積としてとらえ,進化の過程を遺伝学的に説明することが可能となった。隔離についても,進化の過程で隔離を引き起こす要因(隔離機構)が問題とされるようになった(ドブジャンスキーT.Dobzhansky,1937)。…

※「隔離機構」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android