隔離療法(読み)かくりりょうほう

世界大百科事典(旧版)内の隔離療法の言及

【森田療法】より

…その目的は,第1に臥褥中の精神状態を観察して診断上の補助とし,次に安静によって心身の疲労を調整し,さらにこの療法の最大目的である患者の精神的煩悶を根本的に破壊し,いわゆる煩悶即解脱の心境を体得させることにある。(2)第2期 この時期における処置の大要も隔離療法である。交際,談話,外出を禁ずるが,臥褥時間を7,8時間に制限し,昼間は必ず戸外に出して新鮮な空気に触れ日光にあたるようにする。…

※「隔離療法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android