隴蜀王(読み)ろうしょくおう

世界大百科事典(旧版)内の隴蜀王の言及

【明玉珍】より

…随州(湖北省)の人。1353年(至正13)徐寿輝の天完国に参加し重慶を拠点に勢力を伸ばしたが,60年陳友諒が徐寿輝を殺して大漢国をたてると隴蜀王として自立し,四川一帯を支配した。62年大夏国をたてて皇帝となり,弥勒ないし明(マニ)教を信奉して周制を模倣した官制をしき,科挙を施行するなど体制の確立に努めた。…

※「隴蜀王」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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