世界大百科事典(旧版)内の集中排除政策の言及
【財閥解体】より
… 以上が狭義の財閥解体の経過と概要であり,それはほぼ占領政策のねらいどおり実現されたといってよい。しかし,財閥解体を広義にとり,並行して進められた集中排除政策を含めて理解すると,様相は多少異なる。47年7月将来における財閥の復活を阻止する目的で独占禁止法(4月14日公布)が施行されたが,初期占領政策には,財閥という独占の特殊日本的形態の解体にとどまらず,独占的大企業の分割を意図した集中排除政策が含まれていた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」