世界大百科事典(旧版)内の集合算の言及
【集合】より
…(1)交換法則 A∩B=B∩A A∪B=B∪A(2)結合法則 (A∩B)∩C=A∩(B∩C)=A∩B∩C (A∪B)∪C=A∪(B∪C)=A∪B∪C(3)分配法則 A∩(B∪C)=(A∩B)∪(A∩C) A∪(B∩C)=(A∪B)∩(A∪C)(4)吸収法則 A∪(A∩B)=A A∩(A∪B)=A(5)ド・モルガンの法則 (A∩B)c=Ac∪Bc (A∪B)c=Ac∩Bcもっと一般に,Sで番号づけられた部分集合Nσについて,ド・モルガンの法則は,一つの集合の部分集合についての⊆,⊇,=,∩,∪を使った関係式は,各部分集合をその補集合に置きかえ,=はそのままにして,⊆と⊇とを取りかえ,∩と∪とを取りかえたものと同値であることを示している。これを集合算の双対性という。ここで,集合算というのは,∩,∪を集合間の演算と考えたことをいうのである。…
※「集合算」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」